みなさん、こんにちは。
委員の千葉しずくです。
今回は、11月29日(日曜日)に陸前高田グローバルキャンパスで行った活動について書きたいと思います。
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1.活動内容
語り部として活動されている、釘子明さんが撮影した東日本大震災に関連する写真を、釘子さんや東北大学ぽかぽかの学生のみなさんと一緒に整理しました。
前半はアイスブレイクとして、3.11当時の自分の体験をを全員で共有しました。その後は、釘子さんが震災前から撮影している写真(300枚以上)を床に並べ、カテゴリーごとに集める作業を行いました。
後半は、カテゴリーごとに集めた写真をファイリングしていきました。
また、各作業の合間には釘子さんから、写真についての説明や撮影した意図、震災当時・復興過程についてお話を聞きました。
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2.写真の整理を通してわかったこと
陸前高田市の写真を震災前→震災当時→震災直後に分類してみることで、震災前後の様子を比較したり、現在までの変遷をみることができました。
同時点で定期的に写真を撮ることで、比較や移り変わりを観察するとができることがわかりました。
また、写真を見る側の視点と撮影者側の視点は異なる場合があることがわかりました。今回は釘子さん(撮影者)の方から、撮影に至った経緯や伝えたい内容を直接聞いたことから、自分が推測した内容とのギャップに気づくことができました。ゆえに、写真を展示する際には、写真の背景知識や撮影者が伝えたい内容を写真に添えることも1つの方法であると思いました。
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3.写真が伝えてくれるもの
このワークショップを通して、写真は以下の2つのことを伝えることができると思いました。
1つ目は、テレビや新聞といった「メディアであまり取り上げられない事実」です。例えば、「台湾から陸前高田市に義援金が送られた」という事実は、メディアであまり取り上げられませんでしたが、写真という方法でこのような事実を記録することができることがわかりました。
2つ目は、「変わりゆく事実」です。「現在は無いが過去(震災前)にあったもの」や「復興の過程で新たに作られたが今はないもの」などは、写真で記録することで、後世の人にも伝えることができると思いました。
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最後に
以上の活動を通して、写真で人に何かを伝えることの意義や写真がもつ特性について改めて考えることがきました。
今後もこのように、地域で活動されている方とコラボしながら活動ができたらと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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※釘子明さん
「陸前高田被災地語り部」くぎこ屋 代表。(2013年設立)
1958年9月25日生まれ。
東日本大震災時、陸前高田第一中学校避難所を立ち上げメンバーの一人(業務責任者)。 震災前は、ホテルマンとして、30年ほどホテル業に、従事していた。
くぎこ屋ホームページはこちら
http://kataribe-kugikoya.com/index.html
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